麦芽を支える技術

麦芽(ばくが、英語:malt)とは、麦、特に大麦の種子を発芽させたもので、ビール、ウイスキー、水飴の原料となる。(Wikipediaより)

BitriseへのiOSアプリ追加手順(外部アカウント連携なしで)

まぁ今更といえば今更だけど、ちょうどこの作業して社内共有する機会あったので、キャプチャ取って整理した。

やること

Bitriseへの新規アプリ追加

通常だとアプリ追加手順内でGitHub、Bitbucket、GitLabなどのリポジトリサービスとアカウント連携することで簡単に追加できるが、今回はアカウント連携せずに手動でプライベートなGitリポジトリiOSアプリをBitriseへ追加する。

共有で利用されるBitriseと個人のリポジトリサービスアカウントとが紐づいちゃうの困る、という場面などで使えるんじゃないかなと。

前提

  • 既に対象のiOSプロジェクトのプライベートリポジトリが存在すること
  • 既にBitriseアカウントを持っていること

手順

今回はBitbucketリポジトリを手動で追加する例で実施。GitHubとかでも概ね同じ手順のはず。

Bitriseに新規アプリ追加

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Gitリポジトリ指定

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ここで、アカウント連携を選ばず、「Other / Manual」を選択し、GitリポジトリURLを指定する

リポジトリアクセス設定

f:id:asmz0:20180704150558p:plain ここで「I need to」を選択し、

f:id:asmz0:20180704150724p:plain ここに表示されるSSH公開鍵をコピーする。

ここでBitriseは一旦離れ、Bitbucketの対象リポジトリの「設定」-「Access Keys」-「鍵を追加」押下 f:id:asmz0:20180704150804p:plain

f:id:asmz0:20180704150824p:plain Labelは自身でわかりやすい任意の名前、Keyに先ほどコピーしたSSH公開鍵を貼り付けて「鍵を追加」押下

Bitrise画面に戻り、「I've added the SSH key」押下でSSH関連の設定は完了 f:id:asmz0:20180704151016p:plain

ブランチ選択

f:id:asmz0:20180704151051p:plain Bitriseがスキャンする対象ブランチを指定

設定内容チェック

ここまでの設定内容を元に、一旦Bitriseが自動でリポジトリのクローン、ビルドなどを走らせて設定内容チェックが行われる

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この段階でリポジトリへのアクセスなどがうまくいかずエラーになる場合は、↑のSSH鍵周りの設定を見直す必要あり。

なお、バリデーションは成功しても、まだiOSプロジェクトCI向けの設定になっていないような場合、別なエラーになったりする。

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例えば今回の↑はXcodeプロジェクトほぼ初期状態で、Share scheme設定などしていないためエラー。

とりあえずこの辺の設定は今後整備すれば良いので、一旦この段階ではバリデーションさえ成功していれば「Proceed anyway」を選択して先に進む。

ビルド設定

Bitriseのビルド機能でビルドする場合の、Xcodeビルド設定を行う。 とりあえず後で変えれるし、そもそもfastlaneとか使用するならここの設定は使用されないため、現段階ではそんなに気にしなくても良い。

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というわけで、「Confirm」押下

設定完了

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ここまででアプリ追加手順は完了。下の帯をクリックすると一旦First Buildが走る。 途中の手順でエラー出つつも「Proceed anyway」を選択して先に進んだ場合、ここでも当然ながらエラーとなる。

が、一旦アプリとしてはBitriseに追加されたため、以降適宜整備していけばOK。

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おわりに

なんかちょっとBitriseのデザイン変わったね。 左上のロボット雑になった...