麦芽を支える技術

麦芽(ばくが、英語:malt)とは、麦、特に大麦の種子を発芽させたもので、ビール、ウイスキー、水飴の原料となる。(Wikipediaより)

OK Google, iOSアプリをデプロイして

はじめに

こないだGCPUGの仙台版が立ち上がりまして、同じ会社のメンバーも運営に参画していることもあって、せっかくなので盛り上げに貢献すべく、ぺちコン仙台、XDUG仙台に続き、またしても畑違いな身分でLTで話してきました。

gcpug-sendai.connpass.com

直近の開発案件で、サーバサイドは全面的にGCPを使っているのですが、自分はiOS側の開発がメインで直接的には使用してない(若干Firebaseで近いところに触るくらい)ので、今回は完全に趣味で作ってみたネタ系です。

話したこと

こちらです。

speakerdeck.com

まぁタイトルで推察できる通りなんですが、Google Homeを使ってiOSアプリをデプロイするやつを、GCPを使って作ってみました。

これGCPじゃなくても出来るけど、、といったツッコミはとりあえず無しで。

POINT

  • 「対象ブランチ」と「BitriseのWorkflow」が最低限わかれば、URLでBitriseのデプロイをKickすることが可能
  • Dialogflowを使ってGoogle Homeへの発話から必要なパラメータを取得
  • デプロイ完了後、クラウドからローカルにあるデバイスへの通信はCloud IoT Coreを使うと便利
  • Cloud IoT Coreはアイデア次第でいろんなことに応用が利きそう

補足

当日もちょっと話したんですが、今回の仕組みだと対象ブランチの指定はDialogflowのEntityであらかじめ定義したものしか選べず、開発中の新しいブランチのベータ配布とかは対応できないので、あんまり使い勝手は良くない感じです。 あくまでiOS検証端末追加時のリビルドや、環境違いのベータ版配布という目的と割り切った方が良いのかも。

あと手前味噌でアレですが、当日話す時間がなかったり、そもそもGCPUGで話すべき内容でもないので吹っ飛ばした辺りは、この辺の記事に別途記載しています。

  • Dialogflowのもう少し細かい説明

asmz.hatenablog.jp

  • iOSのCI環境構築について

asmz.hatenablog.jp

おわりに

まぁ今回のテーマ設定は置いといて、GCP初心者でも色々GCPサービス組み合わせてこんな感じの仕組みを作れる、というのが今回のLTで言いたかったことになります。

特に、Cloud IoT Coreは今回初めて使ったんですが、クラウドから手元の物理デバイスを色々操作できるの楽しいですね。 なかなか開発案件として業務上使う機会は少なそうですが、運用効率化とかおうちハックとかでいいアイデア思いついたらまた何か作ってみたいと思います。